この雑学では、「おしるこ」と「ぜんざい」と「あんみつ」の違いについて詳しく解説します。
雑学クイズ問題
「おしるこ」と「ぜんざい」は何が違う?
A.餅の有無
B.汁の量
C.白玉の有無
D.地域によって呼び方が違う
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
「おしるこ」と「ぜんざい」と「あんみつ」の違いは何!?
和スイーツの定番!
皆さんは甘い物は好きですか?
日本の甘味の代表といえば「おしるこ(お汁粉)」「ぜんざい(善哉)」「あんみつ(餡蜜)」ですよね!
あの優しい甘さがなんともいえず、温かいお茶と一緒に食べるのも相性が抜群にいいですよね!
温かいおしるこやぜんざいも体が暖まって、心がホッとしてしまいます。
しかし、意外とあんこが苦手な人っていますよね・・・私の身近にもいますが、わかってもらえないのは残念です。
さて、そんな和スイーツの代表である「おしるこ」「ぜんざい」「あんみつ」ですが、その違いを皆さんはご存知でしょうか?
どれも小豆を使った食べ物だという事は共通していますが、一体どのような違いがあるのでしょうか!
今回の雑学でその違いを詳しく解説していきます!
地域によって呼び方が変わる?
まずは関東の「おしるこ」と「ぜんざい」について詳しく解説していきます!
基本的には「おしるこ」も「ぜんざい」も小豆を砂糖で甘く煮込んで、餅、白玉団子などを入れた食べ物です。
関東では、汁気の多い時は「おしるこ」、汁気が少ない時には「ぜんざい」と呼んでいるそうです。
どの程度の汁気で「おしるこ」と「ぜんざい」を区別するのか、基準がわかり辛い気がしますね・・・
ちなみに、「おしるこ」と「ぜんざい」の違いではありませんが、「おしるこ」については、使う餡子によって、呼び方が変わるそうです。
こしあんを使ったおしるこを「御膳汁粉」、粒あんをつかったお汁粉を「田舎汁粉」と呼ぶそうです。
関西での「おしるこ」と「ぜんざい」とは?
続いては、関西の「おしるこ」と「ぜんざい」の違いについて解説します。
関西では、どうやら餡子の種類によって呼び方を変えているようです。
こしあんを使ったものを「おしるこ」、粒あんを使ったものを「ぜんざい」と区別しています。
また、基本的に「おしるこ」と「ぜんざい」はどちらも汁気があるもので、汁気がないものについては「亀山」や「金時」と呼ばれているそうです。
あんみつについて
最後は、あんみつについて解説します。
「あんみつ」はおしることぜんざいとは調理方法が異なり、煮込むことはしません。
あんみつは餅や白玉団子の上にそのままつぶあんをのせて、フルーツを飾りつけて白みつをかけたものとなります。
おしることぜんざいが温かいのに対して、あんみつは冷たいデザートとなります。
ちなみに、「みつまめ」というものがありますが、粒あんではなく、白蜜で煮た小豆をかけたものが「みつまめ」となります。
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「D.地域によって呼び方が違う」でした!
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「おしるこ」「ぜんざい」「あんみつ」の違いはご理解頂けたでしょうか!?
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まとめ
「おしるこ(お汁粉)」と「ぜんざい(善哉)」については、地域によって呼称が変わる。
関東では、汁気の多いものを「おしるこ」と呼び、汁気の少ないものを「ぜんざい」と呼ぶ。
関西では、こしあんを使ったものを「おしるこ」と呼び、粒あんを使ったものを「ぜんざい」と呼ぶ。
あんみつについては調理方法が異なり、煮込まずに餅や白玉団子の上に粒あんをのせて、フルーツを飾りつけて白蜜をかけたものである。