この雑学では、お腹の音がグルグル鳴る原因について解説します。
雑学クイズ問題
お腹の音がなる原因は?
A.胃の空気が移動するため
B.胃が縮む時に音が鳴る
C.脳が発する警報
D.食べ物の消化音
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
お腹の音がグルグル鳴る原因とは?空腹との関係は?
静かな時には恥ずかしいお腹の音
誰もが1度は経験したことがあるであろうお腹の音。
社会人であれば静かなオフィスや大事な打ち合わせの最中、学生は授業中など、そういう時に限ってお腹の音って鳴りますよね!
しかも我慢しても鳴らなくなるものでもないので、余計にどうすればいいのかがわかりません。
そもそも、なぜお腹の音がグルグルと鳴ってしまうのでしょうか?
空腹のときに起こりやすいのはわかりますが、空腹と音が鳴ってしまう関係性が全くわかりません。
今回はそんな不思議な身体の雑学についてお届けします。
原因がわかればお腹の音が鳴る事を防ぐ方法があるかもしれない!?
お腹の音が鳴る原因と空腹との関係
まず、胃腸の正常な働きについてです。
胃腸が正常に動いている場合は、食べたものを次の器官へと送り出すために、胃を伸び縮みさせます。
この運動のことを蠕動運動(ぜんどううんどう)といいます。
胃に食べ物が入ってきた場合は、この蠕動運動により小腸へと食べ物が送られます。
しかし、食べ物が胃に入っていない状態でも、次に食べ物が入ってくる時に備えて、胃は蠕動運動を繰り返しています。
その時に、胃には唾液や空気が入っている状態となっていて、蠕動運動により胃に入っていた空気が移動します。
この空気の移動が原因でお腹が鳴ってしまうのです!
食べ物が入っている状態では空気が入る隙間があまりありませんが、空腹の状態だと胃にたくさんの空気が入ることになります。
空腹とお腹の音が鳴ってしまう関係は胃の中に入った空気にあるということですね!
お腹の音がなりやすくなるNG行動
まずは、お腹の音が鳴ってしまうNG行動について紹介します。
水分を摂取する
少しでも空腹を紛らわそうとして水分をたくさんとってしまうと、最初はよくても後でよりお腹の音がなりやすくなります。
しかも鳴ってしまうお腹の音も、水分をとらなかった場合に比べて大きくなります。
炭酸飲料を飲む
水分の中でも炭酸飲料の方が満腹感が満たされます。
しかしこの効果も一時的な効果でしかなく、お腹がなる原因である空気を胃の中に作ることになるのでお腹が鳴りやすくなります。
早食い
早食いをすることによりゆっくりと食べるよりも胃に空気がたくさん入ってしまいます。
次に空腹の状態が訪れた時に、お腹の音がなりやすくなってしまいます。
お腹の音を止める方法
背筋を伸ばす
背筋を伸ばしてお腹を膨らまし、胃にぎゅっと力を入れることにより、お腹の音を鳴りづらくすることができます。
また、空腹のもやもや感も和らぐためお勧めの方法です。
お腹に力を入れる
お腹に力をいれることによって音が鳴りづらくなります。
その時に大きく息を吸い込んでから力を入れると、よりお腹の音が鳴りにくくなります。
指で胃のあたりを刺激する
空腹時に胃のあたりを指で押すと音が鳴りにくくなるそうです。
個人的にはこの方法が1番よく効く気がしています。
お腹を叩く
お腹を弱めにトントンと叩いてみてください。
空腹のもやもや感が和らぎ、我慢しなくても音が鳴りにくくなります。
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「A.胃の空気が移動するため」でした!
この問題以外にも、思わず人前で披露したくなる楽しい雑学クイズ問題を用意しています。
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お腹の音を止める方法についてはぜひ実践してみてくださいね!
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まとめ
お腹の音が鳴る原因は胃腸の蠕動運動にある。
空腹の状態でも蠕動運動が行われているため、胃の中で空気が移動する。
胃の中の空気が移動したときにお腹の音が鳴る。
空腹時に水分(炭酸)を取ったり、普段から早食いしているとお腹の音が鳴りやすくなる。
また、胃のあたりを指で刺激したり、トントンと叩いたり、お腹に力を入れたり、背筋を伸ばしたりするとお腹の音が鳴りにくくなる。