この雑学ではキオスクやキヨスクの意味や由来について解説します。
雑学クイズ問題
キヨスクは何語?
A.トルコ語
B.イタリア語
C.ポルトガル語
D.フランス語
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
キオスクやキヨスクの意味や由来を解説、二つの違いは何?
キヨスクの語源とその意味
JRにはキヨスクという売店があることは有名ですよね!
誰もが一度は使用をしたことがあるのではないでしょうか?
ちょっとした飲食物をはじめ、ネクタイや文庫本、手土産品までを狭いスペースにそろえてる駅の売店それが「Kiosk」です。
出かける途中で忘れ物に気付いたときでも、電車を待つほんの短い時間に買い物ができる、本当にありがたい存在となっています。
旧国鉄のこの売店がこの名前になったのは、1973年(昭和48年)のことでした。
その前年に鉄道弘済会が創立40周年事業の一環として駅売店のイメージアップをはかり愛称を募集しました。
その結果トルコ語であずまやを意味する「Kiosk」に決まりました。
日本の売店のイメージが強いですが、その意味はトルコ語からきているんですね!
海外では駅前や街角、公共の広場などにある売店はKioskと呼ばれていて、「小さくて便利な売店」をあらわす言葉になっているそうです。
Kioskからキヨスクになった意外な由来とは!?
愛称を募集した結果、駅の売店については「Kiosk」と名付けられましたが、その読み方は「キオスク」とされました。
「Kiosk」をローマ字読みすると「キオスク」になりますが、「キヨスク」だと「気安い」「清い」にも通じるという、冗談のような理由でキヨスクと呼ばれるようになったのです!
当初はこのキヨスクという耳慣れない言葉にとまどう人も多かったそうですが、少しずつこの名前も浸透していくこととなりました。
どう見ても読み方はキオスクのように見えますが、キヨスクと呼ばれるようになった由来には、嘘だと思えるような事実が存在していたのです!
その後のキヨスクの歴史
その後、キヨスクにも社章が定められました。
この社章は「K」の文字をデザイン化したもので、Kの右隣にあしらわれている小さな星は「キヨスクの目指す、輝く希望の星」なのだといいます。
やがて国鉄が分割民営化すると、キヨスクは各JRのもとで株式会社となりました。
そして、従来のような売店だけではなくて、新しいタイプの店舗を登場させたり、オリジナル商品の発売なども行うようになりました。
しかし、2007年(平成19年)には、JR東日本の駅売店「東日本キヨスク」が社名を「東日本リテールネット」に変更し、Kioskの読み方も「キオスク」とすると発表されました。
キヨスクという、少しだけレトロな名前が消えてしまうことはなんともさびしい気がしますが、JR北海道・東海・四国などはこれまでどおり、「キヨスク」という読み方を続けていくそうです。
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「A.トルコ語」でした!
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まとめ
キヨスクの語源はトルコ語で「Kiosk」、あずま屋を意味している。
ローマ字読みをするとキオスクと読めるが、「気安い」「清い」にも通じるという意味を込めて、キヨスクと読まれるようになった。
やがてキヨスクは株式会社となったが、社名を「東日本リテールネット」に変更し、「Kiosk」の読み方も「キヨスク」から「キオスク」へと戻されることとなった。
JR北海道・東海・四国などはこれまでどおり、「キヨスク」という読み方が続いている。