遺言は無視することもできる
遺言の効力は、原則として遺言を書いた人が亡くなってから発生します。
しかし、効力が発生したとしても、遺言に必ず従う必要はなく、無視することもできるってご存じでしたか?
実は相続者全員が「遺言に従わない」となると、遺言は無視することが出来るのです。
例えば、残された遺言があまりにも理不尽なものであり、全員が納得出来なかった場合などですね。
その場合には改めて相続について、相続者全員が納得するように話し合いをすることになります。
逆にあまりに依怙贔屓な遺言だったとしても、納得する人が一人でもいれば遺言は効力を持ちますので、相続で揉めることもあるということですね。
遺言を書く紙は自由
遺書は正式な様式の書類を用意しなければならないと思っていませんか?
実は遺言を書く紙について制限はなく、何に書いていても遺言としての効力が発生するそうなんです。
極論を言ってしまえば、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、チラシなど雑紙の裏であっても問題はないんですね。
しかし、遺言は長く保存できなければ意味はありません。
劣化しやすい紙で遺言を書いておいたとしても、自分が死んでしまった後に紙が劣化して読めない状態だと困りますよね。
そのため、たとえどんな紙に遺言を残すとしても、長く保存することが出来る紙に遺言を残すようにしましょう。
以上が遺言の雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(1月5日)
囲碁の日
シンデレラの日
遺言の日
チーズケーキの日