相撲で塩をまく理由
テレビで相撲を見ていると、力士が相撲を取る前に土俵へ思いっきり塩をまいていますよね。
なぜ相撲では土俵に塩をまくのか不思議に思ったことはありませんか?
相撲の原型となる競技は日本書記や古事記にも登場するそうで、その頃は足技があったりするなど現在の相撲とは異なる競技だったそうです。
やがて、奈良時代や平安時代のころになると、神社のお祭りの中の神事として相撲が行われるようになり、どちらの力士が勝ったかによって豊穣や豊漁を占うようになりました。
そして、土俵はこのような神事を行う神聖な場所であったことから、土俵を清めるために塩をまくようになったとされています。
現在では力士が怪我をした時の殺菌作用も兼ねて塩をまいているとも言われています。
ごま塩の塩が大きい理由
ご飯にかけて手軽に食べられる「ごま塩」がありますよね。
実はごま塩に入っている塩は普通の塩よりも粒が大きいって知っていましたか?
なぜごま塩の塩の粒を大きくしているのかというと、ごまと塩が分離してどちらか一方に偏る事を防ぐためなんです。
通常は粒が大きいと粒が小さいものを混ぜた場合には、だんだんと大きい粒のものが上の方へと寄っていき、小さいものは下の方へと沈んでいきます。
この中身が偏ってしまう現象を「偏析(へんせき)」というのですが、この偏析を防ぐために意図的に塩の粒を大きく作っているのでした。
以上が塩の雑学でした、いかがでしたか?
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