ふろしきの日の由来と面白い雑学、2月23日の今日は何の日?

元々は風呂場で使われていた

風呂敷といえば荷物を包んで持ち運ぶイメージですが、昔は風呂場で使われていたのを知っていますか?
そもそも名前が「風呂敷」で「風呂」という言葉が入っていますよね!

風呂敷の歴史は古く奈良時代から使われており、昔は「平包」という名前で衣服を包むために使われていました。
平包に包む事により、他の人の衣服と取り違いが起こらないようにしていたそうです。

その後、風呂から上がった時に平包を開いてその上に腰を下ろして座り、湯上りの身体を休ませる用途として使われるようになりました。
江戸時代の頃には、男性は風呂ふんどし、女性は風呂用の下着を入浴して入る文化が根付き、濡れたふんどし等を持ち帰るのに平包は必須となりました。

その他にも蒸し風呂の床に敷いたり、湯上りの足ふきにも使われており、この事から「風呂の後に敷くもの=風呂敷」という名前になったとされています。


風呂敷を包んで結ぶという行動

風呂敷は包んで結ぶといった使い方をしますが、この行動にも意味が隠されています。
「包」という文字は、元々は母体に宿った赤ん坊を慈しむ姿が原型となっています。

「結び」という言葉の元々の意味は、形の無いものを形づくることであり、無から有を生み出すことです。
つまり「結ぶ」ことによって1枚の布に物を持ち運ぶという役割を作り、「包む」ことによって中身を大切にして贈る相手へ敬意を払うという意味となります。

以上が風呂敷の雑学でした、いかがでしたか?

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