あんパンにのっているのはゴマじゃない
あんパンの上の多くにはツブツブが乗っていますよね。
これを「ゴマ」と思っている人が非常に多いようですが、実はゴマじゃないって知ってましたか?
実はこれは「ヒナゲシの実(種)」と呼ばれるものです。
なぜゴマではなくてヒナゲシの実が使われているのかというと、「こしあん」と「つぶあん」のあんパンを区別するために使ったことが由来となっています。
ヒナゲシの実が乗っているのが「こしあん」で、ゴマが乗っている方が「つぶあん」と区別されていたそうです。
これは先ほど紹介した「木村屋」によって考案されました。
また、単純に乗せると香ばしくなっておいしくなるから乗せたという理由もあったようです。
日本にパン文化が根付いたのはあんパンのおかげ
皆さんご存じのとおり、日本の食文化の中心は米であったため、歴史上でもパンはあまり食べられていませんでした。
パン自体は16世紀にはポルトガルから伝来していましたが、そもそも米が中心の食文化である日本には全く広がらなかったそうです。
そもそも当時の日本人にはイーストとバターの匂いが気になってパンを嫌うひとが多かったそうです。
そこで、ひと工夫を加えて「あんパン」を誕生させたのがおなじみの木村屋の木村安兵衛でした。
和の甘味である餡子とパンを組み合わせることにより、和風のパンである「あんパン」が誕生し、これが日本中に広まることによってパンが日本中で食べられるようになったのでした。
あんパンは保存料が使われていない
スーパーでは色々な菓子パンが売られていますが、実はあんパンだけが保存料が使われていないのを知っていましたか?
これはあんこに含まれている糖分に影響がしているためです。
最近が繁殖するためには水分が必要となってきますが、あんこに含まれる糖分がこの水分を吸収してしまうため、菌が繁殖しないんです。
そのため保存料が使われていないんですね!
以上があんパンの雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(4月4日)
清明
あんパンの日
ヨーヨーの日
幸せの日
どらやきの日
みたらしだんごの日