録音した声が違う声に聞こえる理由
自分の声を録音して聞いたことはありますか?
例えばカラオケなどに行った時に録音機能がついていて、自分の歌声を録音して再生してみたところ、録音された声があまりにも自分の声とかけ離れてて気持ち悪かったなんてことありますよね。
もちろんこれは録音機能に欠陥があるわけではありません。
実際に他の人の声を録音で聞いてみるのと、生で声を聞いてみるのを比較してもあまり違いがありませんよね。
自分の声が違う声に聞こえてしまう原因は声の伝わり方に違いがあるからなんです。
自分で声を出している時に聞こえている音は、声帯から発生した音が頭蓋骨を伝わって鼓膜へ伝わる「骨動音」と呼ばれるものです。
しかし、録音した声を再生した時に聞こえてくる音は、空気の振動によって伝わってくる音なので、骨動音とは違う音に聞こえるんですね。
声に出すと読み方が変わる不思議な日本語
日本語には文面は全く同じものでも、読み上げることにより読み方が変わる言葉ってたくさんありますよね。
その中でも特に不思議なのが数字の数え方なんです。
まずは一から十までを順番に読みあげてみてください。
「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう」という発音になったのではないでしょうか?
つぎは十から一までを順番に読みあげてみてください。
「じゅう、きゅう、はち、なな、ろく、ご、よん、さん、に、いち」という発音になった人が多いはず。
同じ数字のはずなのに数字が増えていく時と減っていく時に読み方が勝手に変わるんですね。
しかもこの理由は定かになってはおらず、日本語の不思議といわざるをえません。
以上が声の雑学でした、いかがでしたか?
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