オーガニックコットンとコットンの違い
コットンの中でも「オーガニックコットン」と呼ばれるものがありますよね。
オーガニックコットンは衣類やタオルなど日用品に使われていて、最近は注目を集めていますよね。
しかし、普通のコットンとオーガニックコットンって何が違うのか全然わからないですよね。
なんとなくオーガニックコットンの方が「高級」「質が良い」などのイメージを持たれているかもしれませんが、実際は質の違いはそんなに無いのです。
オーガニックといえば有機栽培をイメージされる方も多いと思いますが、そもそもオーガニックコットンと普通のコットンを比べても、コットンに残されている農薬の量はそんなに差がありません。
実はオーガニックコットンは地球環境を保全するために作られたコットンなんです。
農薬などを使用してコットンを作ると土壌が汚染されてしまうため、やがて土地がやせ細ってしまいます。
オーガニックコットンは土地がやせ細ってしまうことを防ぐために、なるべく農薬を使わずに作られたコットンのことなんですね。
コットンは8000年前から栽培されている
18世紀ごろにイギリスでは織物製造に使われている素材がウールからコットンに変わっていき、これはインドから輸入からされたことによってイギリスにもたらされました。
その当時はコットン製品の着心地の良さに大ブームが起こり、イギリスで本来生産された羊毛製品が売れなくなる事態が発生しました。
その後、イギリスではコットンを自国で栽培することを始めるのですが、これが綿製品の大量生産につながり、歴史の教科書でも習った産業革命のきっかけとなったとされています。
このことからコットンの栽培が盛んになったのは、長い歴史から考えればつい最近のことのように感じますが、実は栽培自体は8000年前には既に始まっていたと言われています。
2017年現在で残っているコットン栽培の最古の証拠はメキシコで見つかっていて、これが約8000年も前のものとなります。
メキシコ以外でも現在のバングラディッシュやインドの北西の地域に起こった文明であるインダス文明でもコットンの栽培が行われていた証拠が残っています。
これも7000年も前のものであり、いかに人間とコットンが密接に関係してきたかわかりますよね。
以上がコットンの雑学でした、いかがでしたか?
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