隠れ家の密告者は誰?
アンネが隠れ家としていたのは、父親のオットーの会社が入っている4階建てビルの奥に連結した建物を改造して作られたものです。
アンネは隠れ家に隠れながら生活をして日記を書き続けていましたが、密告者の密告によって隠れ家がバレてしまって連行されてしまいました。
それではその密告者とは一体誰だったのでしょうか?
密告者の存在については諸説あり、倉庫係を担当していたものや掃除婦だったともされています。
父親のオットーの伝記によると「アントン・クリスチャン・アーレス」という、オットーの仕事の取引相手であるユダヤ人が密告者だったのではないかとされています。
当時はユダヤ人が報奨金欲しさに同胞のユダヤ人をナチスに売るということは珍しいことではなく、アーレスもまたナチスには協力的な立場だったとされています。
商売をしていく上でオットーを必要としていましたが、オットーの会社が倒産するのと共にオットーらの一家を保護する必要が無くなり、身の安全と報奨金を引き換えにしてナチスに密告したというのが一般的な説です。
しかし、実は確かな証拠は残っておらず、そもそも密告者など存在していなくて、たまたま見回りにきたナチスに見つかってしまったという説もあるのです。
アンネの日記は捏造?
ここまで紹介してきたアンネの日記ですが、実はアンネの日記は捏造だとされている説も存在するって知っていましたか?
正確にはアンネという少女はいましたが、アンネの日記自体は別の著者によって書かれたものであり、実際にはアンネが書いた日記ではなく「アンネの日記」というタイトルの物語であると言われているのです。
その根拠としてアンネの日記にボールペンで書かれている部分があるとされているからです。
ボールペンが普及し始めたのは1951年のことだったため、1942年から書き始めた日記に一部分だけでもボールペンで書かれているのはおかしいですよね。
そのため、アンネの日記はアンネの死後に何者かによって書かれたものだとされています。
しかし、それはそもそもアンネの日記とは全く関係の無い紙が紛れ込んでいただけだったとも言われており、本当に捏造があったのかどうかははっきりしていないそうです。
以上がアンネの日記の雑学でした、いかがでしたか?
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