生姜とウコンの違いは?
生姜に非常によく見た目の似ている物に「ウコン」がありますよね。
生姜とウコンは同じものだと考えている人がもしかしたらいるかもしれませんが、見た目が似ているだけで別の植物となります。
ウコンは生姜と同じショウガ科の植物ではありますがウコン属に属しており、ショウガ科ショウガ属の生姜とは分類が違います。
生姜もウコンも香辛料や生薬として利用されることの多い植物となりますが、最大の特徴としてウコンは着色料としても使用されます。
ウコンはターメリックという名称でも呼ばれており、カレーの香辛料として使われる事がありますが、カレーの黄色についてはウコンによって着色されたものとなります。
このように、特徴をあげていけば生姜とウコンでは用途が異なっているため、別の植物であることがよくわかりますよね。
体を暖める生姜の食べ方
生姜は身体を暖める食べ物だとされていますが、ただ生姜を食べるだけでは身体は暖まらないって知っていましたか?
生姜には身体を暖めてくれる成分として「ジンゲロール」と「ショウガオール」というものが含まれています。
生姜の辛さはジンゲロールによるものであり、辛さなどによって多少は身体が暖まるものの持続はしません。
ショウガオールは血流を良くして身体を暖める成分となるため、身体を暖めるためにはショウガオールを摂取することが必要です。
しかし、ショウガオールについては生の状態にはほとんど含まれていないため、そのまま生姜を食べても身体は暖まらないのです。
ショウガオールは生姜を温めることによって作られるため、そのためホットジンジャーなどは身体を暖めるのに最適なんですね。
必要以上に温めて100度以上で生姜を熱し続けるとショウガオールが壊れてしまうため注意が必要です。
以上が生姜の雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(6月15日)
生姜の日
ポスチュアウォーキングの日
お菓子の日
中華の日