田中角栄は一級建築士だった
田中角栄といえば政治家というイメージしかないかもしれませんが、実は一級建築士の資格を所持していたって知っていましたか?
一級建築士は合格率が10%程度しかなく難関試験のため、田中角栄はたくさん勉強して資格をとって、一級建築士として様々な建築を行ってきた・・・と思うかもしれません。
しかし、当時は筆記試験を受けずに一級建築士に簡単になるため抜け道があり、それを利用して一級建築士の資格をとったとされています。
現在はすでに無くなった抜け道ですが、当時は建設大臣(今の国土交通大臣)の選考を受けて一級建築士にふさわしい技能や知識があると認められれば、試験を受けずに一級建築士になれたのです。
そして、冒頭でも書きましたがこの抜け道が用意されていたのが「建築士法」という法律であり、田中角栄自身が成立させた法律なんですね。
大学では建築系を専攻していて、社会人になってから建築会社の経営を行っていたため、その実績が評価されて一級建築士の資格を取る事ができたのでした。
東京タワーは戦車を使って建築した
東京の観光名所として、またシンボルとして有名な建物といえば東京タワーですよね。
そんな東京タワーですが、実は戦車を使って建築されたって知っていましたか?
戦車を重機代わりにしたというわけではなく、本当に戦車の車体が東京タワーの建材として使われているんです。
東京タワーの建設が始まったのは1957年のことでしたが、その少し前には朝鮮が北と南にわかれて朝鮮戦争が起きていました。
朝鮮戦争にはアメリカ軍の戦車も参加していて、戦争によるダメージでボロボロになってしまい、かといってアメリカまで持ち帰ってお金をかけるよりは、そのお金で新しい戦車を買った方が良いとアメリカは思いました。
日本はちょうど東京タワーを建築していたので、砲撃にも耐えられるような丈夫な良い鉄でできている戦車を溶かして建材として使いたいと思いました。
偶然にも両国の思惑が一致したため、戦車は日本に持ち込まれて東京タワーの建材として再利用されたのでした。
以上が建築の雑学でした、いかがでしたか?
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