カステラは和菓子?洋菓子?
皆さんはカステラの事を「和菓子」と「洋菓子」どちらだと思っていますか?
カステラはふわふわしていてスポンジケーキのような見た目と食感であることから「洋菓子」だと思われがちですが、実は「和菓子」に分類されているんです。
しかし、日本にカステラがもたらされたのは戦国時代のことであり、ポルトガルから輸入されて広まったことを考えれば南蛮料理なので「和菓子」では無さそうな気がしますよね。
実は日本に伝わったばかりのカステラは現在のカステラとは違って、サックリとした食感の焼き菓子だったとされています。
もともとまんじゅうや大福などを好んでいた日本人の口には合わず、和菓子のようにしっとりとした食感を追及してはちみつや水あめが加えられるようになり、改良された結果として現在のカステラとなったのです。
そもそも「カステラ」という名前も、ポルトガル人から「ポルトガルのカステラという地域のお菓子です。」と伝えられたものであり、日本の現在のカステラと、ポルトガルのカステラという地域のお菓子では全く別のお菓子といっていいでしょう。
トルコライスの謎
長崎の名物には「トルコライス」という食べ物もありますよね。
トルコライスを食べた事のない人のために補足しておくと、トルコライスはドライカレーやピラフの上にとんかつやナポリタン、ハンバーグ、海老フライ、サラダといった具材を大きな皿に一つにのせた料理となります。
「トルコ」という国名が入っているから「トルコ料理ではないか?」と思われがちですが、使われている材料のほとんどがトルコっぽくなくて本当に不思議ですよね。
実はトルコライスの名前については由来がはっきりしておらず、諸説あるようです。
その中でも有力だとされている説が、ピラフが中国料理であること、そしてパスタがイタリア料理であることから、その中間あたりに位置する国である「トルコ」という国名が採用されたという説です。
また、初めてトルコライスを提供したお店が「トリコロール」という名前であったことが由来だったという説も存在しています。
以上が長崎の雑学でした、いかがでしたか?
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