舞茸を茶碗蒸しに入れてはいけない
和の蒸し料理の中でも代表的な「茶碗蒸し」ですが、入れる具材によって様々な味を楽しめて本当に美味しいですよね。
しかし、そんな茶碗蒸しに絶対に入れてはいけない具材があって、それは「舞茸」なんです。
一見すると茶碗蒸しに舞茸の相性は良さそうに見えて美味しそうですが、茶碗蒸しに舞茸を入れてしまうと必ず茶碗蒸しが失敗に終わってしまうんですね。
実は舞茸を入れると茶碗蒸しが上手く固まらずにドロドロになってしまうんです。
卵は熱がくわえられると固まる性質を持っていますが、これは「オボアルブミン」という成分が作用しているからなんですね。
しかし、舞茸に含まれている「プロアテーゼ」という酵素が「オボアルブミン」を分解してしまうのです。
このように舞茸を入れてしまうと茶碗蒸しが固まる事はなく、非常に残念な茶碗蒸しが出来あがってしまうのでした。
ワライタケを食べると本当に笑うの?
よく漫画やアニメなどで登場する毒キノコで食べてしまうと笑いが止まらなくなってしまうような毒キノコがありますよね。
あれは実は現実にも存在している毒キノコであり、名前は「ワライタケ」というものになります。
食べるだけで笑い出してしまうなんてにわかには信じられない話ですが、実際に「ワライタケ」を食べた事によって服を脱いで裸踊りを始めて大笑いを始めたという症状が記録に残っています。
これは中枢神経に作用する神経毒の一種である「シロシビン」の影響であるとされています。
食べてから少し時間がたって毒が身体に回ると、強い幻覚症状に見舞われ、やがて思考能力が著しく低下した結果、意味もなく大笑いを始めるそうです。
強い毒性を持つわけではないため、誤食しても大量でなければ毒が身体の中で分解されて幻覚症状も治まるそうです。
以上がきのこの雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(8月11日)
山の日
ガンバレの日
マッシュルームの日
麺の日
おかあちゃん同盟の日