意外な絶滅危惧種の動物
現在では動物園などで見られる当たり前な動物でも絶滅危惧種に指定されている動物はたくさんいます。
例えば、立ちあがる姿が愛らしく一時期大ブレークしたレッサーパンダについても絶滅危惧種に指定されています。
森林が伐採されることによって生活する場所が奪われたり、毛皮を狙って密漁をする犯罪者によってその数を減らしています。
また、チンパンジーについても絶滅危惧種に指定されており、その原因はやはり人間による環境破壊や乱獲となっています。
チンパンジーについてはエボラ出血熱や呼吸器系の病気を患いやすいことも、数を減らしている原因となっています。
他にも象牙が高級であることからアフリカゾウも密猟のターゲットとなり、数を減らして絶滅危惧種に指定されています。
絶滅危惧種に指定されると逆に絶滅する?
絶滅危惧種に指定された動物は保護されるため、当然ですが数が減ることはないと思われていますよね。
しかし、過去には絶滅危惧種に指定されたことによって逆に絶滅が加速してしまったこともあったそうです。
動物が絶滅危惧種に指定されたからといって、その動物の保護がすぐに始まるわけではありません。
その動物の生息域を調べたり、実際にその地域を保護区域とするのにも数年の月日を要します。
その前に予め希少価値が高まるということで密猟する人間が増えたり、保護区域になる前に土地の開発を進めようとする人間が現れるのです。
日本ではこうした事態を防ぐために、保護区域が整備されてから絶滅危惧種を公にするように工夫しています。
以上が絶滅危惧種の雑学でした、いかがでしたか?
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