歯医者がコンビニよりも多い理由
街中を眺めているとよく歯医者を見かけるなと感じたことはありませんか?
それもそのはず、実は全国の歯医者の数はコンビニよりも多いのです。
少し古い統計になってしまいますが、2010年時点では全国の歯医者は約6万8千施設あり、同じ2010年時点の全国のコンビニの数が約4万3千施設ということから、圧倒的に歯医者の数が多いことが分かります。
なぜここまで歯医者の数が多いのかというと、第二次ベビーブームで人口が増えた事と、その時期に日本人の食生活が変化した事が関係しています。
食生活の変化と子供が増えたことによって虫歯の患者がかなり増えてしまったのですが、当時の日本には歯医者が少なく、国をあげて歯科医師の育成をすることになりました。
当然患者が溢れかえっているわけですから、歯医者は儲かるとして歯科医はどんどん数を増やしていきました。
その頃の名残りで現在もたくさんの歯医者が残っているのです。
また、日本初のコンビニの歴史が1975年に始まったのに対して、日本初の歯科医は1875年から存在していたので、歴史の長さからみても歯医者の方が多いのは納得がいきますよね。
昔は歯の治療の悲鳴を音楽でかき消していた
歯の治療は大掛かりなものになってくると大人になっても痛くて涙が出てしまいますよね。
子供が歯医者を怖がって泣き叫ぶのもわかる気がします。
現在は歯の治療の技術も発展してきたため痛みはそこまで無くなっていますが、実は昔はあまりの痛みに悲鳴を上げる患者が多かったため、その悲鳴を音楽でかき消していたそうなんです。
欧米では19世紀までは抜歯をする際に麻酔を使うことはなかったそうで、麻酔なしでペンチなどを使って抜歯を行っていたそうです。
さすがに麻酔なしで無理やり歯を抜くとなると想像絶する痛みがするため、その時の悲鳴が他の患者に聞こえないように音楽でかき消していたのです。
以上が歯医者の雑学でした、いかがでしたか?
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