化石の日の由来と面白い雑学、10月15日の今日は何の日?

化石が何年前の物かどうやって判断している?

珍しい化石などが発見された時には「○○億年前の化石」などと報道されることがありますよね。
しかし、もちろん何億年前に人間が生きている訳でもなく、当時の資料がないのになぜどれぐらい前のものか判断できるのか不思議ですよね。

実際、昔は何年前の化石かを調べることが難しかったそうですが、革新的な方法が見つかってからは簡単に判別できるようになりました。
岩石に含まれる「ウラン、カリウム、ストロンチウム」などの放射性元素は、とある時期を境にして別の元素に変わる性質があるそうです。

例えば、放射性カリウムであれば約22億年の時間でその半分がアルゴンへと変化する性質を持っています。
このことから、放射性カリウムとアルゴンの質量を図ることにより、大体何年前の化石なのか判別できるようになりました。


化石から生き物の色は判断できる?

化石の発掘技術の向上や研究がすすめられていることにより、古代生物の生態や骨格は大体わかるようになってきました。
図鑑などを見ると様々な古代生物が掲載されていますが、実は全て研究者の想像によって色が決められているそうなんです。

つまり、化石から過去に生きていたころの肌の色を確実に判断する技術は、現状ではないそうです。
人間などもそうですが肌の色はメラニンと呼ばれる色素によって決まっています。

しかし、化石からみつかるものは骨ですし、骨しかないとメラニン色素が残っていない状態です。
そのため、恐竜図鑑などでは見る図鑑によって同じ恐竜でも彩色が異なっていることもあるようです。

以上が化石の雑学でした、いかがでしたか?

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