布団を干した後の匂いは何?
布団を洗濯した後に天日干しをして、干したての布団に寝転がるととても気持ちがいいですよね。
天日干しをした布団からは「お日様の匂い」と形容されるような独特の匂いがしますが、何の匂いかご存じですか?
インターネット上には太陽光によって死んだダニの死臭だという噂が広まっていますが、これは真っ赤なウソなんです。
天日干しされた布団から発する匂いについては、本当に日光が関係しています。
あのなんとも言えない匂いは、洗濯後にわずかに残っている汗や脂肪、洗剤などが太陽光の熱によって分解された時に発生する匂いなのです。
汗や脂肪や洗剤などが太陽光によって分解されると、アルコールや脂肪酸が生成するため、「お日様の匂い=アルコールや脂肪酸の香り」ということになりますね。
昔はふすまを掛け布団にしていた
現代ではふかふかの羽毛布団を掛けて眠るのが当たり前となっていますが、鎌倉時代の庶民の布団はかなり質素なものでした。
その頃の庶民はなんとふすまを掛け布団にして眠っていたそうなんです。
元々「ふすま」という言葉は「臥す(ふす)」時に使われるもの、つまり掛け布団の事を意味していたのです。
ふすまといっても現代のものとは素材が違い、麻や紙、樹皮、などが用いられていたそうです。
現在でも和室を仕切るものを「襖(ふすま)」と呼びますが、これは「臥す場所(寝る場所)」を区切るのに使われていた「ふすま障子」が省略されたものとなります。
ちなみに、鎌倉時代にもちろんマットレスなどはないので、畳がマットレスの代用品となっていたようです。
以上が布団の雑学でした、いかがでしたか?
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