電話の声は本人の声ではない
電話で自分の声を聞いた時に何か違和感を覚えたり、または友達などから電話で話している時と声が違うなどと言われたことはありませんか?
それもそのはず、実は電話から聞こえている通話相手の声は実際には全く別人の声だからなんです。
別人の声とはどういうことかというと、電話から聞こえている声については「コードブック」に登録されているものが再生されているのです。
電話は世界中にで使われているものですが、その通信は時には規制などの調整が必要になるほど通信回線が不足しているのです。
ただでさえ通信回線が不足しているのにその人の声を忠実に再現したもので通信を行ってしまうと、さらに通信にかかるデータも大きくなってしまいます。
そのため「CELP」という機能を使って、その人の声の特徴を分析した結果から「コードブック」に掲載されている声の中で最も似ているものを選び出し、再生をするようにしているんですね。
なぜ電話をする時に「もしもし」を使うのか
電話をする時には「もしもし」という言葉を使いますが、「もしもし」は電話の時以外には使わない不思議な言葉ですよね。
「もしもし」はいつ頃から使われていて、由来となった言葉は何なのでしょうか。
元々「もしもし」は江戸時代から使われていた言葉であり、「申し」という言葉だったそうです。
そして、電話で使われるようになったのはまだ電話が交換手を経由しなければいけない時代のことでした。
電話交換手が電話を中継する際に、繋ぐ相手へと失礼のないように「申し上げる」といった意味で「もしもし」と使われるようになったのが「もしもし」の始まりとされています。
以上が電話の雑学でした、いかがでしたか?
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