119番は一時期112番だった
今は警察を呼ぶ時には「110番」、そして消防車や救急車を呼ぶ時には「119番」という番号を押すのは当たり前になっていますよね。
しかし、実は元々は「119番」というものは存在しておらず、昔は「112番」だったって知っていましたか?
119番という番号の正式名称は「緊急通報用電話番号」であり、この電話番号が決められたのは1926年でその時はまだ112番だったのです。
しかし、翌年にはすぐに119番に改められることになりました。
なぜ119番になったのかというと、当時の電話はダイヤル式の黒電話が多く112番はふとした拍子につながってしまうことから、誤接続があまりにも多かったからなんですね。
そのため、「1」を2回ダイヤルしてから、最後に比較的遠くに位置している「9」をダイヤルさせることによって落ち着きを取り戻してもらい、誤接続を減らすように工夫したのでした。
救急車のサイレンは4種類ある
救急車のサイレン音と言えば「ピーポーピーポー」というのを思い浮かべる人が多いですよね。
しかし、時々「ウーー」という音も鳴る時があります。
実は救急車のサイレン音には4つの種類が存在していました。
・通常の「ピーポー」
音で表すと「シーソー」で、緊急時の通常走行時につかわれます
・住宅モード
住宅地の走行時に使われます。
サイレンの音は90db以上と定められていますが、静かな住宅地での配慮の為、音を「ラーファー」に下げています。
・ハーモニックサイレン
これも住宅地の走行時に使われます。
住宅モードと違う所は、音を和音にし、遠くへ響きにくくしているところです。
・「ウーー」という音のサイレン
交差点侵入時や車両を追い越す時に注意喚起のために鳴らします。
救急車はこの4種類を使い分けて走行しているのです。
緊急時の走行にも関わらず、住宅地では音を変えるなどの配慮があったとは中々気づけないことでしたね。
以上が119番の雑学でした、いかがでしたか?
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