かりんとうの由来
「かりんとう」というなんだか可愛らしい名前の由来についてですが、かりんとうの由来は諸説あり、はっきりとはわかっていないそうです。
その中でも有力なのは、中国が唐だった時代に伝わった「唐菓子」を起源とする説です。
かりんとうが遣唐使によって日本にもたらされたばかりのころは、「捻頭(むぎかた)」という名前だったそうで、一部の上流階級のみで食べられていたそうです。
江戸時代になると、江戸深川の山口屋吉兵衛が「花りんとう」という名前で売り出したことをきっかけにして、一気に庶民の味として広まっていきました。
この頃にはかりんとうは大ヒットして、江戸だけでも売り子が200人以上も出回るということもあったそうです。
現代の中国には「江米条」というかりんとうによく似たお菓子があるため、遣唐使によって日本にもたらされたのは「江米条」だったのではないかとされています。
イチゴ大福はケーキを参考に作られた
皆さんはイチゴ大福を食べたことがあるでしょうか?
その名の通りイチゴが中に入っている大福のことなんですが、和菓子の材料でそのまま果物が使われているのってとても珍しいですよね。
実はイチゴ大福についてはショートケーキを参考に作られたものなので、生のイチゴがそのまま使われているんです。
イチゴ大福が作られた当時の日本では、洋食や洋菓子がオシャレなものだとしてブームが起きていました。
そこで、洋菓子の中でも圧倒的に人気のあったショートケーキをヒントにして考案されたのがイチゴ大福だったのです。
イチゴ大福が登場したばかりの頃は賛否両論あったそうですが、爆発的に売れたことによって和菓子の一つとして完全に定着したのでした。
以上が和菓子の雑学でした、いかがでしたか?
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