電話の時にもしもしと言う理由
電話をかける時に使う言葉は「もしもし」が一般的となっていますが、この電話でしか使わない「もしもし」はどこから来た言葉なのかとても不思議ですよね。
実はこの「もしもし」という言葉は女性が「申します、申します」という言葉を縮めたものなんですね。
「もしもし」といえば女性が使う言葉だったため、男性は「もしもし」という言葉は使わずに、電話口で相手へ呼びかける時には「おいおい」と言っていたそうです。
先ほど電話は中継局の交換手にかけてから繋いでもらうものだと説明しましたが、交換手に「おいおい」と呼びかけてから、「はい、ようござんす」と返答があったら電話を繋いでもらう方法が一般的でした。
最初は男性の交換手もいたことから「おいおい」が使われていましたが、やがて電話の交換手が女性しかいなくなったことから「もしもし」しか使われなくなりました。
そして、電話が全国的に普及して一般的になったころには既に「もしもし」という言葉しか残されていなかったんですね。
昔は119番ではなく112番だった
現在では警察へと通報する際には110番であり、火災が発生した時や怪我など救護が必要となった場合には119番と決まっていますよね。
しかし、昔は119番という電話番号は存在していなかったって知っていましたか?
現在でいうところの119番は「火事通報専用ダイヤル」という正式名称があり、「火事通報専用ダイヤル」が始まったのは1926年のことでした。
その当時のダイヤルはなんと「112番」だったのです。
なぜ現在のように「119番」になったのかというと、当時の電話はダイヤルを回すいわゆる「黒電話」が主流であり、すぐに電話のかけられる「112番」を設定した結果、電話のかけ間違いが多発したそうなんです。
そのため、その翌年の1927年には「112番」から落ち着いて電話がかけられる「119番」へと変更されたのでした。
以上が電話の雑学でした、いかがでしたか?
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