国際移民デーの由来と面白い雑学、12月18日の今日は何の日?

移民と難民の違い

2017年現在では中東の地域などでイスラム国との戦いや紛争が続いていることから、「難民」や「移民」といった言葉をよく聞くようになりましたよね。
そもそもこの「難民」と「移民」については自分の住んでいた国を離れた人のことですが、そこに一体どのような違いがあるのでしょうか。

まずは「難民」については実は「難民の地位に関する条約」という条約で定義されていて、「戦争や政治的理由で迫害を受ける可能性があることから、自国から脱出した人」となっているのです。
どうしようも出来ない理由によって自国を逃れなければならなかった人であるため、「難民」の受け入れは日本でも行われていています。

続いては「移民」についてですが、移民については特に国際的な条約などによる定義などはありません。
「移民」とは観光目的などで短期的、または中期的に海外に滞在する人に使われるものではなく、1年以上その自国以外に移住する人など、長くその国で生活をする時に使われる言葉のようです。


世界の移民の多い国

それでは、世界の国々にはそれぞれどらぐらいの移民が住みついているのでしょうか。
世界で最も移民が多く住んでいる国はアメリカであり、その数は4500万人を超えているそうです。

なぜアメリカにここまで移民が多いのかというと、そもそもアメリカはもともと移民によって出来た国であり、移民を広く受け入れている国だからなんですね。
アメリカには多種多様な人種が住んでいる事は社会などでも習いましたよね。

ドイツも実はとても移民が多い国となっていて、その数は1200万人を上回っていて、人口の約20%を移民が占めているのです。
ドイツは第二次世界大戦を招いてしまった責任を取るために、広く移民を受け入れるということが義務付けられていて、そのために中東からの難民が増えて、移民が多くなっているそうです。

ちなみに、日本の移民は200万人程度であり、世界の中ではそんなに移民は多くない部類に入ります。
以上が移民の雑学でした、いかがでしたか?

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