国連加盟承認の日の由来と面白い雑学、12月18日の今日は何の日?

国際連合と国際連盟の違い

歴史の授業で習ったかと思いますが、「国際連合」という組織が発足される前には「国際連盟」という組織が存在していましたよね。
この「国際連合」と「国際連盟」にはどのような違いがあるのでしょうか。

その大きな違いの一つには、軍隊を有しているかどうかの違いがあります。
国際連合には国際連盟の時には持っていなかった軍隊を持っているため、軍隊が抑止力として働くことによって平和が維持されています。

国際連盟にはこうした軍隊などの武力が存在していなかったため、第二次世界大戦を未然に防ぐことができなかったとされています。
また、国際連盟では何か決まりごとを採択する際には加盟国が全会一致しなければなりませんでした。

そのため、何か行動を起こそうとしてもかなりの時間を浪費してしまい、そもそも反対が1ヶ国でもあれば採択ができなかった事から、決め事一つを決めるにしても不自由がありました。
更に、現在とは違って列強国であるアメリカやロシアなどの国も参加していなかったことから、あまり権限の強くないお飾りのような組織となってしまっていたそうです。


国連の規定では日本は敵国とされている

日本が国際連合に加盟してからかなりの時間が経っていますが、国際連合で定められている規定では、いまだに日本が敵国とされているのは知っていましたか?
そもそも国際連合という組織は第二次世界大戦の「戦勝国」によって発足された組織なんです。

そのため、敗戦国の日本やドイツ、イタリアといった国々は国際連合を発足した連合国からすると「敵国」だったんですね。
敵国と規定している部分ですが、「国連憲章」では「連合国の敵国だった国が戦争による確定事項を破ったり、侵略行動などを起こした場合には、軍事的に制裁を加えることが出来る」とされているのです。

つまり、日本が侵略行為を起こしたりした場合は、国連の承諾を受けずに日本を攻撃してもいいといった内容になっているんですね。
そもそも日本国憲法によって戦争が出来ないようになっていますが、領有権を巡る島などで戦闘が行われた場合は、この国際懸賞の条文の内容を持ち出されてもおかしくはないのです。

以上が国連の雑学でした、いかがでしたか?

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