ナボナの日の由来と面白い雑学、12月18日の今日は何の日?

マドレーヌは人の名前だった

実はお菓子の名前にも面白い由来があるので、紹介していきます。
日本でも食べられている「マドレーヌ」という焼き菓子がありますが、実は人の名前が由来になっているってご存じでしたか?

マドレーヌの発祥は18世紀中期のフランスのロレーヌ地方で誕生したお菓子だとされています。
ロレーヌ地方にはコメルシーという町がありますが、この町に住むメイドの女性の名前が「マドレーヌ」だったんですね。

その当時、ロレーヌ地方を治めていた貴族がパーティを開いたのですが、トラブルでお抱えのパティシエが出て行ってしまいました。
そして、困った貴族がメイドの「マドレーヌ」にパーティ用の焼き菓子を作ってもらった結果、これが好評となり「マドレーヌ」が誕生したのです。


チュロスというお菓子の由来

続いて「チュロス」というお菓子の名前の由来について解説していきます。
日本では「チュロス」という名前で定着していますが、実はこれは複数形であり正式名称は「チュロ」なんですね。

チュロスの起源はスペインだとされていて、スペインの羊飼いが長期に渡る野外生活をする際に、簡単に作れるパンの代用として作られたのが始まりだとされています。
そして「チュロ」という名前自体も、羊の名前である「ナバホ・チュロ」からきています。

パンの代用として作られたチュロスが、偶然にも飼っていた「ナバホ・チュロ」の角の形に似ていたことが由来となって「チュロ」となった訳ですね。
そのままチュロは世界中に広まっていき、日本に伝わったころには「チュロス」と複数形になっていたのです。

以上がお菓子の雑学でした、いかがでしたか?

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