地球はどんどん軽くなっている
宇宙には未だに判明していない様々な謎や雑学がありますが、地球という星にもたくさんの面白い雑学があります。
地球の質量はずっと一定だと思われているかもしれませんが、地球も実は質量が変化していっていることから、どんどん軽くなっているのです。
具体的にどれぐらい軽くなっているのかというと、なんと毎年5万トンも軽くなっています。
なぜ地球の質量が軽くなっているのかというと、水素やヘリウムといった軽い気体がどんどん宇宙へ出ていっているからなんです。
宇宙からも1年間で約4万トンも降り注いでいるのですが、それを差し引いても地球から出ていくものの方が多く、だんだんと地球が軽くなっているのです。
1年間に5万トンも軽くなると地球がなくなってしまうのではないかと心配になりますよね。
しかし、5万トンは地球の質量の全体の0.000000000000001パーセント程度のため、地球環境にほとんど影響はないのです。
空気の割合が変化すると山火事が鎮火しなくなる
地球の大気のほとんどが窒素と酸素で構成されていて、窒素が78%、酸素が21%であることは理科の授業で習いましたよね?
実はこの大気を構成する期待の割合は地球で暮らす人間にとって絶妙な割合となっていて、少しでも割合が変化すると地球環境に多大な変化が生じるのです。
例えば、酸素の量が1%でも増えてしまうと地球全体で山火事が起きる確率が格段に跳ね上がってしまいます。
さらに少しの酸素の量が増えてしまうだけで、地球に生息しているほぼ全ての植物が燃えて大火災を引き起こします。
もうこうなってしまうと山火事などは鎮火することがなく地球の植物が燃え尽きるまで火災はおさまりません。
逆に窒素の割合が減ってしまった場合には、地球全体の気温が急激に落ちて一年中氷河期を迎えることになるのです。
以上が地球の雑学でした、いかがでしたか?
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