味覚の種類は実は四種類+うま味である。

この雑学では、舌が判断できる味覚の種類について解説します!

雑学クイズ問題

この中で存在しない味覚とは?
A.甘い
B.辛い
C.酸っぱい
D.苦い

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

味覚の種類は実は四種類+うま味である。

味覚の種類は実は四種類+うま味である。

色々な味覚

この世界には色々な味の料理がたくさんありますよね。
では、どんな味が存在するのでしょうか?

・ケーキなどお菓子に代表される甘いという味覚
・唐辛子などを調味料に使用した辛いという味覚
・コーヒーや野菜などで感じられる苦いという味覚
・塩などで味付けをした際に感じられる塩辛いという味覚
・酢を使った料理や、柑橘系の果物に代表される酸っぱいという味覚
・お茶や熟していない果物を食べたときに感じる渋いという味覚

大体ですが、このような種類の味覚が存在しますよね!

以上の事から、舌で感じられる味覚は上の6種類かというと、違うようです。
実は舌で感じられる味覚は四種類しかないそうです!


舌で感じられる味覚は四種類

では、舌で感じられる味覚の四種類とは何味をさすのでしょうか!
ドイツにはヘニングという心理学者がいました。

1916年にヘニングは、人間が感じられる味覚は、甘い、酸っぱい、塩辛い、苦いの四種類だけであるという説を提唱しました。
それ以外の味は、4種類の味が複合されることにより表現されるというのが、ヘニングの説でした。

アルカリ性の滋味を加えると、5種類になるという説もあります。
しかし辛いや渋いといった感覚は、味覚には入らないそうです。

辛さや渋さが味覚には属さない理由についてです。
辛さや渋さといった味は、舌が感じ取れる味覚ではなく触覚と痛覚がからみ合うことにより初めてわかる味だからという説です。

確かに、特に辛さという味は味覚よりも痛覚で表現する方が正しいかもしれません。
あまりにも辛い料理の場合は、実際に舌や唇がはれ上がったりしますよね!

四種類の味覚を数値化する

味覚の種類は実は四種類+うま味である。
味覚というのは、四種類の味の複合によって表現されると説明しましたが、味覚には数値化する方法が存在します。
その方法は、アメリカのビーブとワッデルという2人の学者によって作られました。

味の単位については「ガスト」で表現され、味覚の強度に応じて細かく設定されているそうです。
例えば、コーラはどのような単位で表現されるのでしょうか!

コーラは甘さ11.2ガスト、苦さ2.2ガスト、塩辛さ、1.3ガスト、酸っぱさ5.0ガストとなっています。
甘さが際立っていて、次に酸っぱさがくるという味ですね!

飲んでみると確かに、甘さが1番強く、酸っぱさもありますよね!
このように、味覚とは四種類の複合で全て表現できてしまうのです。

また、最近の日本では甘い、酸っぱい、塩辛い、苦いの他に「うまみ」を五種類目として加える傾向があります。


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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「B.辛い」でした!

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普段はいろんな味覚を感じているはずが、舌は4種類の味覚しか感じられないのは意外でしたね!

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まとめ

舌の味覚は、甘い、酸っぱい、塩辛い、苦いの4種類だけである。
その他の味は、4種類の味が複合されることにより感じている。
また、辛さや渋さについては、触覚と痛覚による感じるため、味覚ではない。
味を表現するのに「ガスト」という単位が使用される。
ちなみにコーラをガストという単位に表すと以下のようになる。
甘さ11.2ガスト、苦さ2.2ガスト、塩辛さ、1.3ガスト、酸っぱさ5.0ガスト