この雑学では、「たそがれる【黄昏る】」という言葉の意味と語源について解説します。
雑学クイズ問題
「たそがれる【黄昏る】」の意味とは?
A.物思いにふけること
B.光り輝いていること
C.日が暮れて薄暗くなること
D.ぼーっとしていること
答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!
たそがれる【黄昏る】の意味と語源、間違われてます!
「たそがれる【黄昏る】」の意味、間違って使ってませんか?
皆さんも普段から「たそがれる」という言葉を使っているんじゃないでしょうか?
しかし、この「たそがれる」という言葉、かなりの割合で使い方が間違われている単語です。
そもそも、皆さんは「たそがれる」という言葉を見ると、どんな事を思い浮かべますか?
おそらくは「たそがれる人」などは「外などを眺めながらぼーっと物思いにふけっている人」などを思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし、その「たそがれる」の使い方は勘違いで間違えているのです!
かなりの割合の人が間違えてるそうなので、意外なのではないでしょうか?
今回の雑学では「たそがれる」という言葉の意味と語源について、詳しく解説していきます。
この記事を読んで、正しい意味を学んでいってくださいね!
「たそがれる【黄昏る】」の本当の意味とは?
まずは「たそがれる」という言葉の意味についてふれていきましょう。
「たそがれる【黄昏る】」の意味について調べると、以下の意味であることがわかりました。
・日が暮れて薄暗くなる。「空が―・れる」
・盛りを過ぎて衰える。「―・れて生気のない人」
「薄暗くなる」ことや「衰える」ことを「たそがれる」と表現するんですね!
意味を知ってわかったかと思いますが「物思いにふける」のような意味ではないことがわかります。
それでは、どれくらいの人が「たそがれる」を間違って使っているのでしょうか?
どれぐらいの人が間違って使ってるの?
多くの人が間違えて使っていると書きましたが、筆者が調べてみた結果、「8割ぐらいの人が間違えて使っている」との情報を見つけました。
8割が間違えているって、もうほとんど全員ですよね・・・
これはもう、あえて間違えた意味で「たそがれる」を使った方が良いのかもしれません。
逆に、正解の意味で使ってしまうと、何言ってるの?ぐらいに思われるかもしれませんね!
「たそがれる【黄昏る】」の語源について
そもそも「黄昏」とは、昔は「たそかれ」という言葉だったそうで、江戸時代以降に「たそがれ」と読むようになったそうです。
夕方に薄暗くなった際に、人の顔が見分けにくくなり「誰だあれは」という意味で「誰そ彼(たそかれ)」と言いました。
そのことから「たそがれ【黄昏】」は夕暮れの薄暗くなった時をさす言葉となりました。
また、「たそがれ」とは、昼間の日の盛りを過ぎた頃を表現する言葉なので、「盛りを過ぎた=人生の盛りを過ぎた年代」を表現するのにも使われるようになりました。
ちなみに「黄昏」は当て字のようで、本来の読み方ば「こうこん」というそうです。
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それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?
雑学クイズ問題解答
雑学クイズ問題の答えは「C.日が暮れて薄暗くなること」でした!
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「たそがれる【黄昏る】」の意味についてご理解いただけたでしょうか!?
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まとめ
「たそがれる【黄昏る】」の意味とは「日が暮れて薄暗くなる、盛りを過ぎて衰える」である。
物思いにふけってぼーっとするという意味で覚えている人は、8割もいるとされている。
江戸時代までは「たそかれ」と言っていた。
日が暮れて暗くなり人の顔が見えなくなった時に、「誰そ彼(たそかれ)」と表現したことが語源となっている。