血管の長さの合計は地球2周半!血流の速度は新幹線ぐらい!?

今回は「血管の長さの合計は地球2周半」ということで、人体にまつわる雑学を紹介します。
意外と知られていませんが、実は人体には驚くべき雑学がたくさん隠されています。

タイトルにもありますが、血管の長さは合計すると地球2周半にもなりますし、その血管を流れる速度は新幹線並です。
また、腸の表面積もテニスコートに匹敵するってご存じでしたか?

血管の長さの合計は地球2周半!

血管長さ
それではさっそく人体にまつわる驚くべき雑学について紹介していきます。
まずは血管にまつわる雑学でについてですが、人間の全ての血管を繋ぎ合わせて1本にすると、その長さは10万キロメートルにもなるのです。

この長さは冒頭でも解説したように、なんと地球を2周半もする長さなんですね。
血管といえば動脈や静脈をイメージする方も多いかもしれませんが、人体の血管のほとんどを割合を占めるのが毛細血管です。

人体の血管のうち、その95%は毛細血管で占められているのです。
毛細血管は身体の隅々まで張り巡らされ、体中に酸素や栄養、水分などを運んでいます。

血が流れる速度はなんと新幹線並

血管長さ
続いて血管を流れる血液にまつわる雑学を紹介していきます。
血液が流れる速度は動物によって違いますが、人間の場合には体中を血液が駆け巡り、心臓まで戻ってくる速さは25秒~30秒だとされています。

もちろん、全ての血液が同じ場所を通って、同じように流れている訳ではありません。
しかし、全身に張り巡らされた血管の長さから血液を流れる速度を計算してみると、その速さは時速200km以上にもなるのです。

この速さは乗り物で言えば新幹線並であり、常に体内で新幹線並のスピードで血液が巡ってると考えると、人体の凄まじさを感じますよね。
更に言えば、新幹線並の速さで血液を送り出すということは、身体の大きさにもよりますが、心臓から毎日10トン近くの血液が送り出されている計算となります。

腸の表面積もテニスコートに匹敵する

血管長さ
最後に腸にまつわる雑学を紹介します。
腸の働きについては学校でも習ったかと思いますが、腸の壁に無数にあるヒダで栄養を吸収する役割を持っていますよね。

このヒダは本当に細かく無数に生えており、その全てを広げると表面積が200平方メートル近くになるのです。
200平方メートルはテニスコート一面分に匹敵し、この表面積を使って食べ物の栄養を無駄なく吸収しているんですね。

ちなみに、200平方メートルになるのは小腸であり、大腸の表面積はテニスコート半面分の100平方メートルになるそうです。
地球2周半分の血管やテニスコート一面分の腸など、人体にはびっくりするぐらい大きなものが詰め込まれているという雑学でした。

以上が「血管の長さの合計は地球2周半」など人体にまつわる雑学でした。


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まとめ

人間の身体には静脈、動脈、毛細血管などの様々な血管が存在し、全てを繋ぎ合わせて1本にすると地球2周半の長さとなる。
また、その血管内を流れる血液の速度は、心臓から送り出されて戻るまでに25秒~30秒であることから、時速200キロ以上となり、新幹線並のスピードとなる。
小腸には無数のヒダがついていることから、その全てを広げると表面積が200平方メートルとなり、テニスコート一面分の広さに匹敵する。
大腸についても小腸ほどの表面積はないが、広げると表面積が100平方メートルとなり、テニスコート半面分の広さに匹敵する。