サンマルクカフェの社名の由来と意味について簡単に解説!

今回は「サンマルクカフェの社名の由来と意味」ということで、カフェにまつわる雑学を紹介します。
日本で広くチェーン展開されていることから、一度はサンマルクカフェを見たことがあるのではないでしょうか?

カフェの店名にはそれぞれ意味や由来がありますが、「サンマルク」という言葉の意味ってあまり知られていませんよね。
それでは、一体どのような由来や意味を込めて「サンマルクカフェ」という名前にしたのでしょうか。

サンマルクの意味や由来とは?

サンマルク由来
それではさっそくサンマルクカフェの「サンマルク」という言葉の意味について解説していきます。
実は「サンマルク」を日本語に直すと「聖マルコ」という意味があります。

聖マルコとはキリスト教の伝道師であり、キリストの生涯や教えを後世に伝えた人物のことですね。
聖マルコは英語だと”St.Marco(セイントマルコ)”となるため、これをフランス語読みにした「サンマルク」が由来となっています。

社名に込められた思い

サンマルク由来
続いて、聖マルコという意味の「サンマルク」を社名にした由来についてです。
なぜ「サンマルクカフェ」となったのかというと、聖マルコが伝道師であったことに関係があります。

サンマルクカフェでは、来店したお客様に「最高のひとときを伝道していきたい」という願いを込めて「サンマルクカフェ」としたそうです。
ちなみに、株式会社サンマルクの経営理念にも「私たちはお客様にとって最高のひとときを創造します」という文言があります。

聖マルコってどんな人物?

それでは、「サンマルクカフェ」の由来となった「聖マルコ」とはどんな人物だったのでしょうか。
聖マルコはキリスト教の伝道師であることは解説しましたが、他にもキリストの生涯と教えを記した「マルコによる福音書」の著者として知られています。

しかし、この著書はキリストが亡くなってから70年後に完成したものであり、聖マルコはキリストと同じ時代を過ごした訳ではありません。
また、聖マルコはヴェネツィアの守護聖人としても知られており、ヴェネツィアにある「有翼の獅子」は聖マルコを象徴しています。

なぜ聖マルコが翼をもったライオンの姿をしているのかというと、キリスト教の迫害から逃れるためだったとされています。
「ヨハネの黙示録」にも有翼の獅子の姿をした聖マルコが描かれていますが、これはキリスト教徒同士でしか通じない聖マルコの姿だったんですね。

「ヨハネの黙示録」は迫害にさらされながらも、キリスト教の信仰をつらぬくための書であるため、中身もあえてキリスト教徒同士にしかわからない表現を使ったのです。
以上が「サンマルクカフェの社名の由来と意味」についてでした。


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まとめ

サンマルクカフェの「サンマルク」はキリスト教の伝道師である「聖マルコ」が由来となっている。
聖マルコが伝道師であったことから「お客様に最高のひとときを伝道したい」という意味を込めて、サンマルクカフェとした。
聖マルコはキリストの生涯と教えを記した「マルコによる福音書」の著者であり、キリスト教では「聖人」とされている。
また、聖マルコはヴェネツィアの守護聖人としても知られています。