筋金入りの意味や語源由来とは?使い方も簡単に解説!

この雑学では「筋金入り」という言葉の意味や語源由来、使い方などをわかりやすく解説します。

雑学クイズ問題

「筋金入り」の正しい意味はどれ?
A.頑固で融通がきかないこと
B.身体や思想が充分に鍛えられていて強いこと
C.ずっと同じことを続けていること
D.前向きで明るいこと

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

筋金入りの意味や語源由来とは?使い方も簡単に解説!

なんとなく使っている日本語の数々

日本では毎年新語・流行語大賞などが行われているとおり、その年によって新たな日本語が誕生したりしていますよね。
実は広辞苑も時代が進むのにつれて改訂されていて、時代の変化と共に様々な日本語が正式に登録されています。

特に横文字であったり若者の使う流行語は聞いていて意味がわからないと感じてしまうものも多い印象を受けます。
しかし、そもそも日本で古来から使われている慣用句など、日常的には使わない昔ながらの日本語にも意味や語源由来がわからないものが数多くあります。

例えば皆さんは「筋金入り」という言葉の意味を正しく覚えていますでしょうか?
また、意味がわかるという人はどうして「筋金入り」という日本語が生まれたのか、語源や由来をご存じでしょうか?


筋金入りの意味や使い方とは?

それではさっそく「筋金入り」という言葉の意味や使い方について解説していきます。
「筋金入り」という言葉について辞書などを使って調べたところ、以下のような意味であることがわかりました。

・筋金が入っていること
・身体や思想が充分に鍛えられて強いこと

もちろん「筋金が入っていること」というそのままの意味もありますが、ほとんどは2番目の意味で使われていることが多いですよね。
おそらく普段みなさんが普段から使っている「筋金入り」という言葉ともそんなに差がなかったのではないでしょうか?

使い方としては「彼は筋金入りのリアリストだ。」のような使い方をします。
意味は「彼は強固な思想をもった現実主義者だ。」という意味となります。

筋金入りの語源や由来とは?

続いては「筋金入り」という言葉の語源や由来について解説していきます。
鉄鋼などを扱う技師の人には耳馴染みのある言葉かもしれませんが、、皆さんはそもそも「筋金」とは何のことかご存じでしょうか?

「筋金」とは補強などを行うために貼り付ける細長い金属のことであり、この「筋金」を使うことによって物がより頑丈で強固になるんですね。
そのため「筋金入り」のものといえば、充分に補強がしてあって頑丈で強固なもののことを指すようになりました。

このような意味が語源由来となって、転じて「身体や思想が充分に鍛えられていて強いこと」という意味で使われるようになったのです。
「筋金入りだね」と言われたら、自分が何かに取り組む姿勢が素晴らしいと褒められているととらえてよいでしょう。

以上が「筋金入り」という言葉の意味や語源・由来、使い方についてでした、いかがでしたか?


注目記事


それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「B.身体や思想が充分に鍛えられていて強いこと」でした!

この問題以外にも、思わず人前で披露したくなる楽しい雑学クイズ問題を用意しています。
全て解けたら雑学王かも!?
【目指せ雑学王】面白い雑学クイズ問題集!【解説付き】

他にも、こんな雑学がお勧めです。
【驚愕】麺類は音を立ててすする方が美味しくなる!?【ヌーハラ】
食卓用ナイフの刃先が丸い意外な理由
ロダンの考える人は何を考えている?

まとめ

筋金入りとは「筋金が入っていること」や「身体や思想が充分に鍛えられて強いこと」という意味の言葉である。
使い方としては「彼は筋金入りの○○だ。」など、その人が強固な身体や思想を持っているのを褒める時に使う。
筋金とはものを補強する時に使われる細長い金属のことである。
「筋金入り」の物は補強がされていて強固であることが語源由来となって、現代の「身体や思想が充分に鍛えられて強いこと」という意味で使われるようになった。