白と黒では碁石の大きさが違う
テレビゲームやスマートフォン、パソコンなど家で楽しめる娯楽が増えたことから、囲碁などで遊ぶ人が少なくなりしたよね。
家に碁盤がある人はおそらくほとんどいないため、あまり知られていないかもしれませんが、実は囲碁で使われる碁石は白と黒で大きさが違うって知っていましたか?
碁石の大きさは白い碁石が直径21.9mmになっていて、黒い碁石が直径22.2mmになっており、黒い碁石の方が白い碁石に比べて0.3mm大きく作られているんです。
なぜ碁石の大きさをあえて変えているのかはとても不思議ですよね。
実は白い色は膨張色であることから、人間の目には少し大きく映るようになっていることから、見た目のサイズ感を合わせるために黒い碁石を大きく作っているのです。
全く同じサイズの碁石にしてしまうと、対局最中に白い碁石の方が大きく面積が大きめに見えてしまうため、優勢なのか劣勢なのか判断がつきにくくなるのです。
碁石が由来となった食べ物
実は碁石が由来で誕生した食べ物があるって知っていましたか?
その碁石が由来で誕生した食べ物はなんと「きしめん」なんですが、ご存じのとおり平たい麺の形状をしていて、全く碁石には似ていないですよね。
しかし、現在でこそきしめんは平たくなっていますが、昔は碁石のように丸かったとされているのです。
そもそもきしめんは漢字で書くと「碁手麺」と書き、「碁手」とは碁石という意味になります。
昔はきしめんを作る時には、小麦粉を練って平たくのばした生地を竹筒を使って碁石の形にくりぬくことによって作っていたそうなんです。
このことから転じて「碁手麺」と呼ばれるようになり、時代が経過していくうちに現在のような平たくて長い形状になったとされています。
以上が囲碁の雑学でした、いかがでしたか?
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