アットマークの由来
電子メールで使われている「@(アットマーク)」ですが、その読み方から英語の「at」が由来になっていると思われがちですよね。
しかし、実はアットマークは英語の「at」が由来というわけではないんです。
もともとはラテン語の「ad」が由来となっていて、中世の修道士が「a」を囲うようにして「d」を書いたことから「@」という記号が生まれたとされています。
当時は活版印刷なども行われていない時代だったため、修道士が聖書を複製する際には手書きで行っていました。
手書きをしすぎて修道士は手首を痛めてしまったとも言われていて、なんとか略記が出来ないかと考えられた結果、「ad」を略記するために「@」という記号が誕生したのです。
手書きをしてみればわかりますが、「@」であれば一筆で書けてとても楽ですよね。
アットマークと呼ぶのは日本だけ
実は「@」を「アットマーク」と呼ぶのは日本だけって知っていましたか?
どちらも英語のため海外でも通じると思われがちですが、海外で「アットマーク」と言っても伝わりません。
英語圏では「@」の事を「at sign」や「at symbol」と呼びます。
また、これ以外にも様々な呼び方があります。
例えば「@」の形から英語で「cyclone(サイクロン)」や「snail(カタツムリ)」と呼ばれることもありますし、フランス語でも「escargot(エスカルゴ)」と呼ばれています。
ドイツ語では「Klammeraffe(クモザル)」であったり、オランダ語では「apenstaartje(猿のしっぽ)」などと呼ばれています。
以上が電子メールの雑学でした、いかがでしたか?
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