それから時がたって昭和になり、漁師だけではなくマスコミが「春一」という言葉を使うようになりました。
「春一番」という言葉自体が初めて登場したのは1963(昭和38年)年2月15日の朝日新聞朝刊でした。
春一番が「春の突風」である内容の記事であり、このことから2月15日は「春一番名付けの日」とされています。
1985年からは気象庁にも春一番という言葉が採用されて、現在では気象庁が春一番の発表を行っています。
春の知らせではありますが・・・
春一番の影響を受けて暖かくなるということは解説しました。
過去には水戸市で22.9度まで気温が上昇したことがあり、春一番の影響がいかに凄いかがわかります。
しかし、実は春一番のあとは一転して冬型の気圧配置となってしまい、翌日以降は強い北風が吹き寒くなる場合が多いそうです。
更に一方で大きな災害を起こす可能性も起こる可能性があります。
昭和47年には富士山で暴風雨になった影響により、なだれが発生して死者・行方不明者24人を出す大惨事となりました。
また竜巻なども発生しやすくなり、ケガにも注意が必要です。
春一番といえば明るく暖かいイメージがありますが、過去には事故が起こったケースもあるので、充分に注意してください。
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