西行法師は人造人間を造った伝説がある
西行が出家して僧侶となった理由は親友を亡くしてしまったことだとされていることは解説しましたよね。
実は西行はこの親友を復活させようとして、人造人間を作ったという伝説が残っているのです。
西行は親友を復活させるために、死者の骨を集めて人間を再び作り出す鬼の反魂の秘術を学びました。
その鬼の反魂の秘術によって人造人間として親友を復活させましたが、魂は入っておらず、抜け殻のような人間が出来あがったとされています。
そして、その見た目は肌の色艶が非常に悪く、符抜けた笛のような声で喋る化け物のようなものとなりました。
西行は人造人間として復活させた親友の事が怖くなってしまって山奥へと捨ててしまい、二度と人造人間を作ろうとはしなかったとされています。
一休さんの驚きの素顔
西行とは時代が違いますが、坊主として有名な一休さんにまつわる雑学です。
一休さんといえばアニメのイメージが強く、子供から大人にまで愛されるキャラクターとなっていますよね。
一休さんが少年のころはアニメのイメージ通りの真面目な少年だったのですが、大人になると一休さんは数々のハチャメチャな行動を起こします。
なんと一休さんは坊主の身であるのにも関わらず、男色はおろか女遊びをし、さらには酒を飲んで肉を食べるという坊主として禁忌を破りまくります。
外を出歩く時には朱鞘の大太刀を持ち歩き、正月には杖の頭の部分に骸骨をつけて「ご用心!ご用心!」と叫びながら練り歩いたという逸話も残っています。
そんな酒池肉林の好き放題をしていた一休さんですが、ストレスなく坊主ライフを満喫したためか、当時の寿命をはるかにしのぐ88歳まで長生きしたそうです。
以上が坊主の雑学でした、いかがでしたか?
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