昔の郵便配達員は拳銃を所持していた
日本では江戸時代までは飛脚と呼ばれる人たちが荷物を運んでいましたが、明治時代になってようやく郵便というシステムが誕生しました。
そして、当時の郵便配達員は現在では考えられませんが、なんと拳銃を所持して郵便を配達していたのです。
非常に物騒なお話ですが、現在でこそ治安の良い日本ですが、当時の日本はお世辞にも治安の良い国とは呼べませんでした。
そのため、郵便物を狙った強盗事件が多発し、郵便配達員も自衛の手段を持たねばならず、拳銃の所持が許可されていたんですね。
それから昭和24年を迎えるまでは、郵便配達員はそれぞれ「郵便保護銃」と呼ばれる銃を所持しながら配達を行っていました。
命がけの職業といえば警察や消防士を思い浮かべるかもしれませんが、当時は郵便配達員も命がけの危険な職業だったのです。
郵便ポストは昔黒かった
明治時代に入ってから郵便という制度が始まったため、主要都市を中心として郵便ポストが配置されるようになりました。
郵便ポストといえば赤色のものをイメージするかもしれませんが、なんと当時の郵便ポストは黒かったそうなんです。
最初はただの木製の四角い箱だったものが、郵便需要が高まった影響から、鉄板などを用いて強度を上げて、外見も黒いペンキを使って塗装するようになりました。
そして、この黒いポストについては登場以来30年間使用されていたそうです。
なぜ現在のような赤いポストになったのかというと、黒いポストでは夜間に見づらいからだったんですね。
当時は現在の日本のようにどこでも電気がついていて明るいわけではなかったため、黒いポストは夜になると極端に見づらくなってしまったのです。
以上が郵便の雑学でした、いかがでしたか?
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