夏目漱石はロンドンで発狂した
夏目漱石が千円札の肖像画として選ばれた理由は、ロンドン留学をした功績があったからだとされています。
しかし、夏目漱石はロンドン留学中に発狂したこともあるそうで、留学をきっかけにしてロンドンが大嫌いになってしまったのです。
ロンドン留学は自らが望んだものではなく、文部省の命令によるものでした。
そのため、夏目漱石は英語を満足にしゃべることが出来ず、現地で英語が喋れないことからいじめられてしまったんですね。
その孤独と困窮した生活から夏目漱石は精神を病んでしまい、ついには発狂したという情報が日本にも伝わったとされています
現代ですら日本人は海外で差別を受けることがあるそうですし、当時の日本人に対する差別は現在のものとは比較にならなかったでしょう。
夏目漱石が飼っていた名前は猫
夏目漱石の作品の中でも「吾輩は猫である」は有名な作品ですが、実はこの猫は熱芽漱石の家に住み着いた猫がモデルになっています。
「吾輩は猫である」の冒頭文が「吾輩は猫である。名前はまだない。」とありますが、実際に夏目漱石が飼っていた猫に名前はなかったのです。
そのため、猫のことをそのまま「ねこ」と呼んでいたそうで、強いて言うなら「ねこ」という名前の猫だったんですね。
その後、猫が死んでしまってからも名前が付けられることがなかったことから、猫のために建てたお墓にも「猫の墓」と書かれていました。
一見すると愛情を注いでなかったように見えるかもしれませんが、お墓を建てたことから猫に愛情を注いでいたことがわかります。
また、猫が死んでしまった時には、その旨を友人に伝えるために死亡通知を送っていたそうです。
以上が夏目漱石の雑学でした、いかがでしたか?
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