どの歯が触られているのか当てるのは難しい
あまり実験したことのある人はいないかもしれませんが、人に自分の歯を触ってもらい、どの歯が触られているのかを判別するのが難しいって知っていましたか?
実際に歯を刺激して、どの歯が触れられているのかを回答してもらう実験をした結果、前歯の正答率は高かったものの、奥歯にいくほど正答率は下がっていき、奥歯はむしろ正解する人の方が少なかったそうです。
そのため、虫歯になった際にどの歯が虫歯になっているかもわからず、人によっては虫歯になっていない歯から痛みを感じたりする人も多いようです。
場合によっては、上の歯に虫歯があるのに下の歯が痛くなってしまったりと、上下の判断が出来ていない人もいるそうです。
これは歯から繋がっている神経が同じ経路を辿って脳へ信号を送るため、脳が正確に痛みの位置を把握できずに錯覚を起こしていることが理由だとされています。
虫歯になると宇宙飛行士になれない理由
有名な雑学で「虫歯があると宇宙飛行士になれない」というものがありますよね。
実際に日本人初の宇宙人飛行士となった毛利衛は親知らずと虫歯があったため、宇宙飛行士の選抜から落ちて不合格となったこともあります。
なぜ虫歯など歯の病気があると宇宙飛行士になれないのかというと、宇宙空間の気圧に関係があります。
宇宙空間で作業する時に着る宇宙服と宇宙船の中では気圧に差があり、もし虫歯があるとひどく痛んでしまうのです。
更に、宇宙ではもちろん満足に治療することもできないですし、無重力のため歯を削るとなってもそこら中に削った歯が飛び散ってしまって治療をすることができません。
もし宇宙で虫歯になってしまった場合は宇宙にいる医師の指導の下で歯を抜くしかなくなります。
いざという時のために、宇宙飛行士は陸上で歯を抜く訓練も受けているそうです。
以上が歯の雑学でした、いかがでしたか?
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