シマウマが縞模様である理由
シマウマは動物園で見かけたことがある人もいると思いますが、その最大の特徴は何と言っても白と黒の縞模様ですよね。
実はこの縞模様は自分の身を害虫から守るためだって知っていましたか?
アフリカにはツェツェバエという虫が生息していて、人間も含めてこのツェツェバエに刺されてしまうと、眠り病という病気にかかってしまい死んでしまう可能性があります。
虫の目には縞模様が見えづらいようで、縞模様である事によってシマウマはツェツェバエなどの害虫に刺されないようになっているのです。
普通の動物は気が生えているため虫に刺されることはあまりないのですが、体毛の短いシマウマは縞模様という独自の進化をして害虫から身を守りました。
実際にツェツェバエを捕まえて調査してみたところ、他の動物の血は見つかりましたが、シマウマの血が見つかることは少ないようです。
昔はライオンに襲われないようにするためのカモフラージュとして縞模様になっていると言われていましたが、最近ではこの説が有力視されています。
ワニの性別は卵を温める温度で決まる
世界最大の爬虫類として知られているワニですが、実はワニの性別は孵化する前の卵を温める温度によって変わってくるって知っていましたか?
ワニの卵を育てる時に、暖かい気温に設定しておけばオスとなって孵化して、寒い気温に設定しておくとメスとなって孵化するそうです。
ワニがまだ卵の段階では、オスのホルモンが出ていて、オスのホルモンをメスに変える酵素も卵の中に存在しています。
このバランスによってオスかメスかが決定されるのですが、気温が一定以上に高くなるとオスのホルモンをメスのホルモンに変える酵素が壊れてしまうため、そのままオスとあります。
逆に、気温が低いと酵素の働きが活性化されるためオスのホルモンはほとんどメスのホルモンとなってしまい、メスのワニが生まれます。
気温は33度以上だとオス、30度以下だとメス、30度~33度はオスメスどちらになるかはわからないそうです。
以上が動物の雑学でした、いかがでしたか?
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