血管が青く見える理由
血液は赤いのに皮膚から透けて見えている血管が青いのって不思議に思った事はありませんか?
もちろん静脈内に流れている血液が青いわけでも血管自体が青いわけでもありません。
静脈を流れている血は動脈に比べて若干青みがかっているのが特徴です。
これは動脈を流れる血が酸素や栄養素を運んでいるのに対して、静脈の血は老廃物を多く含んでいるからです。
この静脈を流れる紫色のような少し青い血が光を通して見た場合に乱反射し、光が皮膚から人間の目に届いた時には青く見えているのです。
身体をぶつけた場合に青いアザが出来てしまう事がありますが、アザについても青い内出血を起こしているのではなく、皮膚を通して見た場合に光の乱反射などが影響して青く見えているだけなのでした。
血が流れる速度は新幹線並に速い
人間は全身に血液を届けるために身体の隅々まで血管が張りめぐらせてあります。
実は人間の身体を流れる血液の速度は新幹線並に速いって知っていましたか?
心臓から送り出された血液が体中を巡って再び心臓まで戻ってくるのには約25秒が必要となります。
もちろん心臓から送り出された血液が身体の全ての血管を通過しているわけではありませんが、血液が再び心臓まで戻ってくる速さを計算すると、なんと時速200kmを超えているのです。
そんな速度で血液が流れても決して傷つくことのない血管はとても丈夫ですよね。
ちなみに、心臓は一日で10トンの血液を送り出すことのできる性能を持っているそうです。
以上が血液の雑学でした、いかがでしたか?
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