農業を営むアリがいる
アリは働き者の虫として有名ですが、実は農業をして働いているアリもいるって知っていましたか?
人間ですら一筋縄ではいかない農業を営むアリってなかなか凄いですよね。
農業を営むアリの種類はパナマに生息している「ハキリアリ」という種類で、なんとキノコの栽培を行っているのです。
キノコの栽培は巣の中で行われており、キノコが育てる環境として葉っぱを細かく切り刻んだものを巣の中に持ち帰ります。
これをたくさん積み上げておくと、この葉っぱを栄養にしてキノコが生えてくるそうで、このキノコもハキリアリにとっては立派な食料となるのです。
そして、キノコが成長しすぎるのを防ぐために、身体から「アカミシン」と呼ばれるキノコの生長を抑制する物質を分泌し、キノコの栽培量を日々調整しているのです。
適当にキノコを生やして食べているわけではないので、これは立派な農業といえますよね。
農家になるために必要な資格
農家になるためにも色々な資格を取得する必要があるって知っていましか?
もちろん「農家」という国家資格があるわけではないのですが、農業をしていく上でいくつかの資格を持っていないと作業に支障が出てしまうのです。
まずは、大量の材料や用具を運送するために軽トラックが必要になるため、普通自動車の運転免許を取得する必要があります。
更に、トラクターやコンバイン、その他に重機を運転する機会もありますから、特殊自動車の運転免許が必要です。
また、運転免許に伴って農機具や機器などを運ぶためのけん引免許も必要となる場合があります。
有機栽培などではあまり使われませんが、農薬などを取り扱うためには毒劇物取扱責任者という資格を取る必要があります。
以上の資格以外にも場合によっては、ビニールハウス栽培を行うためにボイラーを動かすための危険物取扱責任者、農業機器が壊れた際に自分で修理するための農業機械士、衛生面も考慮するなら全農環境管理士、といった資格が必要となる場合もあります。
以上が農業の雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(7月1日)
半夏生
弁理士の日
建築士の日
ウォークマンの日
童謡の日
あずきの日
釜飯の日