昔の航海の厳しい食事事情
今回は太平洋横断記念日について紹介しましたが、それよりも以前の航海は更に過酷であり、特に食事事情については非常に劣悪だったとされています。
15世紀半ばから~17世紀半ばごろにあった大航海時代と呼ばれる時代を例に挙げますが、この時期にはヨーロッパ人がアフリカやアジア、アメリカ大陸へと進出するために船で旅をすることが多い時代でした。
航海に出る際には食料品を備蓄するためある程度の期間はまともな食事が出来ますが、いつ頃航海が終わるかもわからずに航海している途中では、備蓄が亡くなったり食べ物が腐ってしまうこともしばしばでした。
そうなると大変な食事事情に見舞われてしまい、時にはネズミを食べることもあったそうです。
航海中にはネズミ対策として猫を乗せていたのですが、そもそも猫も非常食として食べられてしまってネズミが増えてしまい、それを食糧としていたんですね。
更には船内に潜むゴキブリなども食べることもあったそうです。
仕方なく食べている側面もありますが、ネズミやゴキブリを食べれば、ネズミからはタンパク質やビタミンB群が摂取できて、ゴキブリからもビタミンCを補給できるため、船乗りが恐れている「壊血病」を防ぐために食べているのもあったそうです。
現代のヨットの世界一周
現代ではヨットに乗って仲間と一緒に世界を回るなんて話も珍しくなくなってきましたよね。
世界一周といえばかなり過酷なものに感じてしまいますが、最近のヨットはかなり設備が整っているって知っていましたか?
特に長旅をするような大型のヨットにはトイレ、キッチン、冷蔵庫、シャワー、洗濯機が設置されているようなものもあり、快適な船旅が出来るようになっているんですね。
食事も昔と違って長期にわたって保存できるレトルト食品や缶詰がありますし、昔に比べてかなりこういった食品も美味しくなっています。
電気が使えないと設備が動かないように思えますが、これもソーラーパネルによる発電と風力発電によってバッテリーに充電できるようになっているため心配はいらないようです。
ほとんど自宅が海の上を移動している状態と考えても良いですね。
以上が航海の雑学でした、いかがでしたか?
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