靄、霞、霧の違いとは?
日本には「靄(もや)」「霞(かすみ」「霧(きり)」のように似たような言葉が存在していて非常に難しいですよね。
これらの漢字にもちゃんと意味があり、それぞれが違う言葉であることがわかります。
まずは「靄(もや)」についてですが、靄は大気の温度が低下することによって、空気に含まれる水分が小さな粒となって漂っている状態となります。
そのため視界がぼやけて見えてしまい、厳密には1km以上先を目視できる状態でも10km以上は見えない状態になっていれば「靄(もや)」という言葉が使われるそうです。
続いては「霞(かすみ」についてです。
「霞(かすみ)」については景色がぼやけて遠くの方がかすんで見える時に使われる「かすむ」という言葉の名詞となり、気象状態を表す言葉ではありません。
最後に「霧(きり)」についてですが、基本的には「靄(もや)」と同じ原理で発生するものですが、「靄(もや)」よりもさらに視界が悪く「霧(きり)」については1km以上の先が見えない状態だった場合に使われる言葉となります。
結露が起こる仕組み
寒い季節に屋内で暖房をつけるとどうしても窓ガラスにびっちりついてしまう結露。
毎日何度拭いても出てきてしまいますし、放っておくとカビが生えたりして厄介者ですよね。
そんな結露はなぜ発生してしまうのでしょうか。
それは誰もが一度は学校で習った事のある飽和水蒸気量に関係しているのです。
飽和水蒸気量と言えば、空気が保持できる水蒸気の量のことです。
温度が高いとより多くの水蒸気を保持でき、温度が低いと逆に少なくなります。
その空気が保持できる水蒸気量を越してしまうと水となって出てきます。
暖房をつけると温度が高くなる分たくさんの水蒸気が空気中に保持されますが、冷たい窓により空気が冷やされ結露として出てきてしまうのです。
冷たい飲み物を入れたコップが汗をかいてしまうのも同じ理由ですね。
厄介な結露ですが、湿度を上げないことや、湿度の高い部屋の空気を外の空気と入れ替えることで抑制する効果があります。
それでも結露が出てしまう場合は、カビが生えないうちに諦めて毎日拭き取るのが良さそうですね。
以上が水蒸気の雑学でした、いかがでしたか?
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