リポビタンDをピンチ脱出後に飲む理由
リポビタンDのCMは皆さんも一度は見た事がありますよね。
リポビタンDのCMは古くからいろいろな種類のものが放映されていますが、屈強な男性が山を駆け回ったり、その中で窮地を迎えてなんとかそれを乗り越えるといった内容となっています。
そして、窮地を乗り切った後にはリポビタンDを飲み干すといった内容です。
しかし、窮地を乗り着る前にリポビタンDを飲んでいたおかげでパワーが出て窮地を乗り切るのならわかりますが、険しい山道を乗り越え、窮地が去った後にリポビタンDを飲むのは不思議だと思いませんか?
これは「薬事法」において「誇大広告をしてはいけない」と定められているからなんです。
リポビタンDの効能はあくまで「疲労回復、滋養強壮」となっており、リポビタンDを飲んだ事によって、崖から落ちそうな人間を持ち上げるほどのパワーが発揮されているようなCMにしてしまうと「誇大広告」となってしまうのです。
そのため、窮地を迎える前ではなく、窮地を乗り切った後にリポビタンDを飲んでいるんですね。
薬のCMの最後にピンポンという音が鳴る理由
薬関連のCMを見ている時に気になったことはありませんか?
実は薬関連のCMが放映される時には「ピンポン」といった音がCM中のどこかで必ず鳴らされるようになっているのです。
実はこの薬関連のCMで鳴らされる音については必ず入れるような決まりがあるのです。
薬関連のCMには必ず使用上の注意書きなどが画面に映し出されるようになっているのですが、業界団体である日本OTC医薬品協会(84社加盟)の申し合わせによって、この注意書きを1秒以上表示するのとともに、視聴者に注意喚起をするために音声を流すといった取り決めが行われました。
そのため、薬関連のCMには必ず注意書きと音がセットで使われているのです。
よく聞いてみると定番の「ピンポン」以外にも様々な音が使われているのでよく聞いてみてくださいね。
以上がCMの雑学でした、いかがでしたか?
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