牛タンの日の由来と面白い雑学、9月10日の今日は何の日?

牛タンが食べられるようになった理由

昔から牛肉を食べるという文化は日本にもありましたが、実は牛タンが広く食べられるようになったのは終戦後のことだったって知っていましたか?
なぜそこまで牛タンが広く食べられるようになったのかというと、戦後にアメリカ軍が日本に駐在していたことが関係しているんです。

アメリカ人も牛肉をよく食べる食文化なのですが、アメリカ人は牛の舌やしっぽなどの部位を食べるという文化がなかったため、牛の舌などはよく残されたそうです。
そこで、アメリカ人が残した牛の舌やしっぽなどを部位を日本人が手に入れることによって、調理して食べられるようにしたものが、牛タンであったり牛テールスープとなったのです。

基本的に日本人は食材を余すことなく使い切るという食文化だったため、余った牛の舌やしっぽについても調理次第でいくらでも美味しく食べられるようになると考えたんでしょうね。
当時は余りものでしたが、現在では牛タンは値段が高く高級な食材となっています。

牛タンの価格が高い理由

牛タンが焼き肉の定番となって庶民的なものとなったといっても、正直いって牛タン専門店などの値段設定は高めですし、大衆的な焼き肉屋で牛タンを注文しても値段は少し高めに設定されていますよね。
なぜ他の部位と違って牛タンの価格が高いのでしょうか。

それは、昔はアメリカ軍の余りものとして食べられていたものが、現在では希少部位だとされているからなんです。
牛タンは50kgの牛一頭からわずか2kgしか取ることのできない希少部位なんですね。

更に通常の牛の舌の先は固くなっているため食用としては提供することが出来ないのです。
そのため、一頭から取れる牛タンの量はより限られてくるため、当然ながら価格も他の部位と違って高めの値段設定にされているのでした。

以上が牛タンの雑学でした、いかがでしたか?

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