公衆電話が無くならない理由
今や子供から大人まで携帯電話を持っていないという人はほとんどいなくなりましたよね。
公衆電話の数は昔に比べれば大幅に減りましたが、そもそも公衆電話が減り続けているのにも関わらず、携帯電話が普及したこの時代でも全てが撤去されて無くなることはないのはなぜなんでしょうか。
実は公衆電話については法律によってNTTに設置するように義務付けられているんです。
都市部などの建物の多い市街地であれば500メートル四方に一台、それ以外の地域では1キロ四方に一台を必ず設置しなければいけないのです。
そもそも山の中であったり、広大な畑や田んぼになっているなど公衆電話の設置範囲外となっている地域については、利益になるかならないかを基準として撤去するかどうかは経営判断に任されています。
設置範囲外の地域の基準としては1ヶ月に4000円以上の利益が出ない場合は撤去の対象としても良いそうです。
公衆電話ボックスに鏡が置かれている理由
公衆電話ボックスを使ったことがあるという人は知っているかと思いますが、公衆電話ボックスには鏡が設置されていますよね。
もちろんこの鏡は身だしなみを整えるために設置されているものではありません。
それでは何のために公衆電話ボックス内に鏡が設置されているのかというと、後ろに立っている人が見えるように鏡が設置されているんです。
これは決して後ろの人を警戒するためのものではなく、後ろにも並んでいる人がいるか事を気づかせて、早めに電話を終わらせる事を促すためのものなんですね。
現在ではあり得なくなってしまいましたが、携帯電話が無い時代には公衆電話ボックスの前で電話が終わるのを順番待ちするということは当たり前でした。
そのため、鏡を設置することによって後ろに並んでいる人の姿を見せることによって、少しでも公衆電話ボックスの回転率を上げようとしたのでした。
以上が公衆電話の雑学でした、いかがでしたか?
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