敬老の日の由来と面白い雑学、2023年9月18日の今日は何の日?

現実で使われない老人言葉の数々

テレビや漫画やアニメに登場する老人はなぜか一人称が「わし」であったり、語尾が「~~なのじゃ」といった喋り方をしますよね。
このようなメディアの影響から老人はそのような喋り方をするものというイメージがありますが、現実にそんな喋り方をする老人はいなくて、むしろ標準語を喋っている人がほとんどですよね。

老人のこうした喋り方は実は昔本当に存在していたそうです。
もともと語尾の「じゃ」については「である」が縮まって「であ」となり、それがさらに変化した結果誕生した語尾だとされていて、室町時代には使われていたそうです。

また、時代劇などに登場する人物は老若男女にかかわらず「わし」や「じゃ」といった言葉を使いますが、こうした喋り方をさせることによって「昔の人」っぽさを演出しているのです。
そのためこうした喋り方の人は「昔の人=老人」といったイメージが定着していったのだと考えられます。

敬老の日の由来は諸説ある

「敬老の日」については由来は「としよりの日」にあるという事を紹介しましたが、実は「敬老の日」が最初に9月15日に制定されたのは諸説あるようです。
なぜ9月15日が選ばれたのかというと、聖徳太子が関係しているという説もあります。

593年9月15日に聖徳太子が「悲田院」という施設を開設するのですが、「悲田院」は身よりのない老人を保護するための施設であり、現在の老人ホームのような役割の施設だったそうです。
また、717年9月に元正天皇が岐阜県にある養老の滝を訪れたことをきっかけにして、年号を「養老」と改めたのですが、この養老の滝を訪れることを「行幸」としていて、この「行幸」が敬老の日の由来になったとも言われています。

「敬老の日」が9月15日だった由来は様々存在していて、今もはっきりとした由来がわかっていないんですよね。
以上が老人の雑学でした、いかがでしたか?

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