瞬間接着剤の意外な用途
瞬間接着剤といえば、もちろんですが普段は木材や金属といったものに使われていますよね。
しかし、現在では当たり前のように工業用として使われている瞬間接着剤も、実は元々は医療用に開発されたものだったのです。
戦場で傷を負った場合はすぐに治療をしなければいけませんが、縫えない傷なども多かったため、医療用の瞬間接着剤が使われることもあったそうです。
例えば、アロンアルファなどは工業用のものが初めて発売されたのは1963年のことであり、その後に医療用としてアロンアルファA三共なども発売されました。
しかし、傷を負った場合に瞬間接着剤を使うと、ばい菌まで一緒に閉じ込めてしまうリスクがあります。
皆さんが所持している瞬間接着剤についてもほとんどが工業用のものになると思いますので、無暗に瞬間接着剤を使って医療行為をするのは止めましょう。
接着剤の蓋が固まらない理由
接着剤は指などに付着するとくっついて固まってしまい、落とすのに苦労しますよね。
しかし、あんなにすぐに固まってしまうのに、接着剤の蓋をしめても固まって開かなくなることってほとんどないですよね。
接着剤の蓋が固まって開かなくならない理由には「空気」が関係しているんです。
接着剤が固まるためには空気と接する必要があり、当然ながら蓋が閉まっている状態では空気に触れていないため、蓋が固まらないのです。
逆にいえば、空気に触れている状態だとすぐに固まってしまうため、蓋を開けた状態で放置するのは避けた方がよいでしょう。
以上が接着剤の雑学でした、いかがでしたか?
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