昔の郵便配達員は拳銃を所持していた
江戸時代までは主に飛脚と呼ばれるシステムが存在していましたが、明治時代になると郵便というシステムが登場しました。
現在では考えられないことですが、明治時代初期の頃の郵便配達員はなんと拳銃を所持していたのです。
明治初期の頃の日本はまだまだ治安が悪かったため、郵便物を狙った強盗事件が多発していたそうです。
そのため、郵便配達員も自衛の手段を持たなくてはならず、法律によって拳銃の所持が許されていたのです。
それから昭和24年になるまでは「郵便保護銃」と呼ばれる拳銃を所持しながら郵便配達を行っていました。
現在では郵便配達員が襲われるという話は聞いた事がありませんが、明治時代から昭和時代にかけては命懸けで郵便配達を行っていたんですね。
郵便ポストはもともと黒かった
郵便ポストの色といえば今では当たり前のように赤色になっていますよね。
あの特徴的な赤色のポストなんですが、実は初めて日本に設置された時は赤色ではなく黒色だったって知っていましたか?
なぜ赤色へと変更になったのかというと、遠くからでもわかりやすく目立つからという理由だったそうです。
当時は現在のように道が明るいわけではなかったため、特に夕方になって暗くなると黒色だと郵便ポストが見つけづらかったのです。
また日本の郵便制度についてはイギリスの郵便制度と同じものを導入したため、イギリスで赤色のポストが採用されていたことから、日本も赤色のポストにしたというのも理由の一つとなります。
赤色にしたところ、赤色のポストの評判は思いのほか良く、当時から現在まで変わらずにそのまま赤色のポストが使われているのでした。
以上が郵便の雑学でした、いかがでしたか?
注目記事
毎日が「今日は何の日?」
あなたやあなたの大切な人の誕生日は何の記念日ですか?
■今日は何の日?(10月9日)
世界郵便デー
トラックの日
アメリカンドッグの日
マカロンの日
クジラの日
パソコン検定の日