平安時代の女性は髪が長いほど美人とされていた
平安時代の女性といえば紫式部や清少納言をイメージする人も多いのではないでしょうか。
紫式部や清少納言の肖像画の特徴として髪の毛がかなり長いというところがあげられます。
なぜ平安時代の女性がここまで髪の毛を長くしていたのかというと、平安時代の女性は髪の毛が長ければ長いほど美人とされていたのです。
髪の毛が数メートルあるのは当たり前という時代で、その長い髪の毛を維持するために椿油などをぬって髪の毛の手入れをしていたそうです。
髪の毛が長いとどうして美人だとされていたのかというと、平安時代の女性は顔に白粉を塗って白くしていたため、その白い顔を美しく際立てるためだったそうです。
実は平安時代からかつらというものは存在していたそうで、髪の毛が薄いことに悩む女性やより髪の毛を長くして美人にしたい女性はかつらをかぶることもあったそうです。
髪は女の命と言われていますが、この文化は平安時代からあったんですね。
実は平安時代は優雅なイメージとはかけ離れている
平安時代といえば公家が宮中で詩を詠んだり、蹴鞠などをして優雅に過ごしていたイメージがありませんか?
しかし、実はこのような遊びに興じていられたのは公家などの貴族の本当に一部の人だけであり、それ以外の人たちは極貧生活を送っていたのです。
歴史の教科書にはあまり書かれていませんが、実は平安時代には何回も飢饉に襲われていてその度に大量の餓死者を出しています。
そして、貴族が都を歩くときはたくさんの物乞いがたくさん寄ってきたそうですが、自分のことしか考えていない貴族は特に何の対策もとろうとはしませんでした。
農村はもちろんのこと、都内ですら餓死者を出すような状況で、人間の死骸もそのまま放置されていたことから野犬がたかるようになり、とにかく優雅なイメージとはかけ離れた悲惨な時代だったのです。
以上が平安時代の雑学でした、いかがでしたか?
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